高麗人参ってどんな利用方法がある?

高麗人参は中国から朝鮮半島の山岳地帯を原産地とするウコギ科の多年草植物のことで、日本ではオタネニンジンとか朝鮮人参と呼ばれることもあります。
現在市場に流通している高麗人参の70%は朝鮮半島や中国産のものです。
今では薬効の高い植物として知られていますが、実際に利用する方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは高麗人参の利用方法ついてまとめてみました。

まず、高麗人参そのものの加工方法について説明します。
高麗人参の皮をはいでから天日で干したものを白参といい、皮をはがずに湯通ししてから天日で干したものを紅参と呼んでいます。
日本の薬局では蒸したものを紅参と呼ぶこともあるようです。
また、濃い砂糖水につけこんだ後に乾燥する糖参と呼ばれるものもありますが、これは広くは白参に分類されます。

高麗人参をおいしく食べるためのレシピがこちらで紹介されています。
高麗人参を漢方として利用するときは煎じて飲むという利用方法が主流です。
まず鍋に水を1リットル入れ、次に乾燥させた高麗人参を1~2個、そしてなつめを3~4個入れます。
そのあと生姜を少しだけ足して弱火で1時間程度煎じます。
服用する量には体質や体調にもよりますが、目安として1日に10g以下にするとよいでしょう。
また服用するタイミングについては一般的な漢方と同じで食間が効果的だと言われています。

お茶のほかに人気のある利用方法は高麗人参酒です。
高麗人参が持つ効能の一つに血液循環をよくすることがあり、お酒と共に服用することでさらに体を温めることができます。
作り方は高麗人参を瓶に入れて35°C程度のホワイトリカーを加えて冷暗所で保管するだけなのです。
使用するのは乾燥させたものでも生のものでもどちらでも大丈夫ですが、使用量が変わってきます。
乾燥したものでは1.8リットルのホワイトリカーに対して100g程度ですが、生のものでしたら200gを使います。
生の方が使用量は多くなりますが、出来上がりは早くなります。
大体、乾燥させたタイプを使ったお酒が飲めるようになるまでに3~6ヵ月程度かかりますが、生の場合でしたら1~2か月程度です。
飲み方はお湯割りや水割り、オンザロックなどお好みで楽しんでいただけますが、摂取量は1日10cc程度とするのが良いでしょう。
もしも高麗人参が持っている特有の苦みが気になるようでしたら少量のハチミツを加えるとか、漬け込むときに干しナツメを10個程度入れられるとより飲みやすくなります。

高麗人参は薬草とはいえ、結局のところは根菜ですので、野菜として食材に利用方法もあります。
天ぷらやぬか漬けにふりかけなどとしての利用もできますし、スムージーやホットケーキなどに混ぜ込むこともできます。
ぜひご自身のお好みの調理に加える工夫もしていただけると楽しみながらのご利用が可能となることでしょう。
健康食品として人気の高い高麗人参はサプリメントタイプからも摂取できます。
高麗人参は美容や健康にうれしい効果があるので、男性女性・老若男女問わず多くの方に摂ってほしい薬草です。