人間だけじゃない!高麗人参

高麗人参は4000年もの長い間、不老長寿の薬効で世界中に広がってきました。
その適用範囲は健康面だけにとどまらず美容や精神面の安定化にも効果のあることがわかってきました。
一方で人間に限らずペットの長寿命化もすすんでいることもあり、同じような効果がペットである犬にも期待できるのかまとめてみました。

ペットとしての犬は家族同然で生活していますのでいつまでも元気でいて欲しいと願う気持ちは人間に対するものと同じなのです。
そしてペットビジネスが成長していくにつれてドッグフードも多様化し、中には粗悪なフードが出てきているのも事実です。
そのような中、ペットの健康維持に人間での効果が確認されている高麗人参の適用が進んでいます。

実際の適用例をみてみましょう。
犬にとって重大な病気のひとつにフィラリアがあります。
これは蚊を媒体として犬の心臓などに虫が寄生する病気で、放置すれば死亡する場合があります。
このフィラリアにかかった犬に高麗人参を継続して服用させることで痛みが治まったという事例があります。
また、小さなダニによるかゆみから血がにじむまで身体をかきむしっていた犬にカプセル状の高麗人参を飲用させることでかゆみが治まったという事例もあります。
ただし、どちらの例でも2年から3年程度はかかったとのことから、治療よりも予防することを目的として服用させることが適切な使い方なのです。

このように人間用のものを与えてもいいようですが、最近では犬用のサプリメントや高麗人参を配合したドッグフードが開発され販売されています。
これらは犬に与えた際に消化吸収されやすいように考えて開発されたものなのです。
高麗人参の特有成分であるサポニンは犬にとっても有効であるため、体調を崩しがちな犬には試してみられるとよいでしょう。
少し価格は高めとなっていることは高麗人参が高級な素材であることからも理解できるところです。

注意すべきポイントは、高麗人参は漢方だということです。
その目的は直接症状を治療するものではなく身体のバランスを調整して自分で治癒する能力を高めることです。
従ってすぐにその効果が期待できるわけではありません。
すぐに治療すべき症状がある場合には早い段階で獣医さんに診てもらうようにしましょう。

犬をかわいがるあまり、飼い主さんの餌の与え方や生活環境によって身体のバランスをくずしてしまっているペットにいくら高麗人参を与えても調整しきれなくなっている可能性があります。
このことからペットである犬の生活習慣を見直して高麗人参がその効果を発揮できる環境を整えてあげるのは飼い主さんの役目なのです。
ぜひ飼い主さんの役割を補完する形で漢方である高麗人参の使い方を考えるようにしましょう。