高麗人参の栄養素

高麗人参は中国から朝鮮半島の山岳地帯を原産地とするウコギ科の多年草植物のことで、日本ではオタネニンジンとか朝鮮人参と呼ばれることもあります。
この高麗人参は漢方薬の中でも高価ですが、薬効の高いことで知られています。
では、それらの薬効があるのはどのような栄養素が含まれているからなのでしょうか?
ここでは高麗人参に含まれる栄養素についてまとめてみました。

高麗人参の薬効としては、滋養強壮や疲労回復、血行障害改善などにとどまらず、気持ちを落ち着けたりストレスを和らげたりする効果もあります。
このような効果から疲れが気になる人や肩こりがつらい人、ストレスがたまっている人や花粉症などのアレルギーでお困りの方など幅広く使用されています。
高麗人参の効果は循環器系や消化器系、神経系や免疫系、生殖器系や内分泌系と言ったように全身に効果があることからお年寄りだけでなく若い方にまで幅広い年代で使用されています。
それではこのような効果を発揮する、高麗人参に含まれる栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか?

高麗人参に含まれる主な栄養素にはジンセサノイドと呼ばれるサポニン、マグネシウム、カリウム、アルギニン、アルカロイド、ビタミン、ミネラル、炭水化物、亜鉛などがあります。
この中でも高麗人参の特徴を表すのはサポニンで、ジンセサノイドと呼ばれる高麗人参特有のサポニン群を約40種類も含んでいます。
一般的にサポニンは過剰摂取すると毒性を示しますが、このジンセサノイドにはその毒性がなく、このことから副作用が出たり依存症にならないというメリットがあります。
またアルカロイドも多く含まれており、これが体内の免疫細胞の機能を高める働きをしていて、癌やアトピーやアレルギーなどの疾患に対して免疫力を高めてくれるのです。
アルギニンと言うアミノ酸は肝機能や男性機能を高めてくれる役割をします。

このように幅広い薬効をもつ高麗人参ですが、その摂取方法にも様々なものがあります。
例えばサプリメントとしてタブレットやカプセルとして服用することもできますし、お茶として煎じて服用する方法もあります。
またお酒にまぜて薬用酒として服用することもできます。
薬として考えた時にはこのような服用方法がありますが、高麗人参と言う名前から食用として摂取することもできます。
韓国では参鶏湯が有名ですが、てんぷらや炒め物などに加えたり様々な料理の中に使用することも可能です。
あるいは様々な種類のケーキに混ぜ込んでスイーツとして摂取することもできます。

高麗人参はその豊かな栄養素によって幅広い効能がありますが、それぞれの単品の栄養素としての働きだけではなく、相乗効果を発揮することでも知られています。
高麗人参そのものがもつ栄養素同士もそうですし、他の漢方薬とも相乗効果を発揮してより高い効能を期待できます。

ただし、高麗人参は医薬品ではありませんので即効性はありません。
サプリメントや健康食品と同じように継続して摂取することが必要です。
その場合のでも幅広い摂取方法がありますので、ご自身にあった摂取方法を選ぶことができることも大きな特徴であると言えます。